日々是革命 | |||||
「日本のみが、リベラルとしても取り残されている」のニュース記事を引き継ぎながら、 2016年の夏参議院選挙、更には、衆参同時選挙としての中曽根政権の模倣を安倍政治は、戦争法問題をごまかし、消費税問題を軽減税率問題へとすり替えごまかし、うやむやの中で独裁体制を再び、戦前的に築こうとしている危機感が囁かれているが、 それを阻止できないのは、 ちきゅう座は、個人の集まりであり、大学に勤務していても高等学校に勤務していても生徒学生は、どれだけ熱心に聞き入っているのだろうか? アメリカとかつて戦争をしていたことも知らない大学生がいるとの報道の中、昭和史の問題、現代史の問題についてどれだけ、洞察を持ち、打ち込んでいるのだろうか? それが、池上彰、佐藤優氏の反知性的日本の土壌であり、危機とされているものであるのだ。 しかし、一方は、山本太郎氏の言うように、「経団連」であり、「大企業」としての既に、組織化されている場であり、 就職として、個人は、取り込まれるシステムとなっている。 既得権益としての原発再稼働問題であり、 たんぽぽ舎にて、指摘されている 「 原発の主要企業、東芝、日立、三菱重工。これらはそのまま主要軍需企業でもある。そのうち東芝は、本体を揺るがすほどの赤字企業アメリカのウエスチングハウスを抱え、三菱重工もまた、フランスアレバ社との提携が経営を泥沼状態に陥れている。それでも国策なので、原発維持に邁進し、国内では困難な新規建設を外国に求める。」 http://chikyuza.net/archives/58908 まさに、個人対大企業の構図が、絶望的原初であるのだ。 植草ブログの言うように、官僚と司法は、独立していない。 http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2015/12/xmas-8e32.html そして、日本の教育の不備(反知性主義)は、社会主義(リベラル)に対して、知的免疫がなく、 昨日の岩上VS岡田民主党委員長対談の様に、日本共産党とは組めない、「野党共闘」の可能性をここにおいても否定的であり、戦争法、TPP問題などの危機に迫れずにいるのだ。 それは、日本の大衆においても同じ状況であり、政治や法律問題を商品性階級格差化(ピケティ)の述べるように、遠ざけている事の問題がある。 せめて、労働組合だけでも、独自独創性を持って、自由に動ける存在であると良いのだが、そこにまで、到達していない故の、自民党長期支配であり、反省点でもあろう。 しかし、 「このまま、2016年の参院選に突入し、万が一、安倍政権改憲勢力が衆参両院の3分の2を占有することになると、安倍政権は安倍独裁政治の完成に突進することになるだろう。 暗黒の時代は、すぐ目の前にまで迫っている。 この現実は、大企業支配を勝組としている資本主義においては、現実的必然性であり、 対抗する勢力としての旧来的労働組合を基調とした社会党さえない、かつてさえ御用組合とされていた問題点を是正する事のテキスト化に辿り着けなかった、その努力さえ払ってきたのだろうか? その疑問の中で、知的荒廃が進んできていると言うわけである。 これが、前々回の ①驚き、でも残念ながら納得。アエラ「18歳男子、安倍内閣支持54.6%、原発再稼働支持66.4%、安保法制支持59%」。若い人よ。安倍政権のマイナスは貴方達を襲うー(孫崎享氏) ②衆参同一選で野党は全滅すると書いた週刊現代の衝撃 この指摘であったのであるが、帝国主義ファシズムへの道は、資本主義的必然性の道でもあり、 同じあやまちの中にあると言うわけである。 個人対大企業の図式をどうするか? この事の戦略が必要なはずである。 少なくともアソシエーションから共闘へ、更に、野党共闘へと発展して、 2016年度、参議院選挙、戦争法、TPP(グローバル帝国支配)、更に、原発再稼働、辺野古問題に対して、明確なアンチとしてのテキストを提出しながら経済問題、外交問題へと提案をしていく政党へとしていかねばならない。 しかし、巨大メディアは、大企業のコマーシャリズムの中に堕ちていて、こちらから考えている様な精確な情報がそこには存在していないのだ。 そもそも、アソシエーション単体であり、個人であるある事とは、「資金の抱え込み」としての資本主義の土壌にて、各団体がある故でしかない。 それ故に、インターネットは、いつまでも玄関でしかなく、本殿とはならない恨みがある。 しかし、著作は、少々のお金を出したとしても真の意味で、この危機を打開する情報に満ち溢れているのだろうか? 先決なのは、2016年度の「戦争法」「TPP(グローバル帝国支配)」などなどを撤回し、真の民主主義基盤を築くことであり、立憲主義を防衛する大衆運動へと野党共闘として、自民党安倍政治に明確に対抗する「独立」の勢力を作っていく事である。 時間がないので、先を急ぐが、 池上彰的ケインズ講義的には、それは、「資本主義内改革」の在り方をしめしているのではないだろうか? 米中経済戦争、これから何が起きるのか 経済覇権をめぐる"AIIB対TPP"の行方 (↑クリックするとニュース記事に飛びます)前回投稿は、中国の歴史的段階と日本社会主義原理論を区分する立て直しを問題とした。 日本人である我々が内政干渉出来ない限り、外交的にしか中国とは関われないのだから、 ケインズ的資本主義内改革と日本的一国社会主義の問題を優先課題とするしかない。 難民を受け入れるかどうかも、われらの民主的政府が出来てからの問題であり、イスラム国問題についても、空爆や軍需産業的関わりではない独自性も同様であるだろう。 故に、ここでは、 日本の一国社会主義問題を考察している。 前回は、(創造性)(技術性)(経済性)に分離しつつ、導入を考察に上げている。 それぞれの体系性と本源性としてヘーゲル~ハイデガー的に仕上げていきたい欲求はあるものの今更、独りで、それが仕上げられる様にも感じていない。 導入部分と示唆としての基礎のみをまずは、明確にしていくばかりである。 前回は、(創造性)の一端に触れているので、 (技術性)とは、何を指し示しているのか?それを具体的に形づけていきたい。 《個人対大企業》を具体的に、如何に、打開していくべきかの問いに結び付けなくてはならない。 それは、まずは、インターネットとしての足元でもあり、具体的関わりともなっていよう。 ちきゅう座、阿修羅掲示板は、掲示板でもあり、集合体であるのだから、毎日更新されている。 植草ブログも、個人でありながらほぼ毎日更新されているから回覧するサイクルに入っているわけであるが、 オールジャパン〔平和と共生〕ページは、ほったらかしになっている? 更に、 ピープルズ・プラン研究所 http://www.peoples-plan.org/jp/ その他、各団体アソシエーションホームページについても動きが鈍く?僕の個人的体験としても回覧サイクルに入りづらくなっている。 連携し、掲示板的に、拡大していきながらも情報過多にならず核心に迫れるものとなっていかねばならない。 かつて植草ブログで述べたように、首都圏集会によって集まるよりも広報性として巨大メディアの視聴率0.1%の方が、数千倍、万倍になっている。 集会よりもインターネットの方が、海外にまで観られる可能性はあるのであるが、「アソシエーション単体」の商品的抱え込み同様に、0円革命であるインターネット広報は、何ら、資金につながらない。 YouTubeなどの回転数によってスポンサーが付き、稼いでいる人もいるとも聞くが、それも別の意味での「技術性」勉強会としての展開も必要であるのかも知れない。 しかし、ゴルフに、アイドル追っかけに、趣味にお金をつぎ込んでいるのと同じ次元から、副業的なインターネット広報、そして、2016年の危機が、戦争法実施、TPP(グローバル帝国支配)と近づいているのに、再び、資本主義原理の下僕としての最初の収容所、単体独房にあって、「趣味」化したる反対運動、社会運動では自己矛盾を持っていると言えないだろうか? 本来は、連帯と団結を勝とる事が、社会主義的目的であり、知のテキスト化とここに、学校を作る気持ちでなくては、何ら、実践的ではないのではないだろうか? まずは、時間が迫っているのであり、オールジャパン〔平和と共生〕の精神でお金を集める事ではなく、 共同の声明として、「戦争法反対」「立憲主義堅持」「反TPP(グローバル帝国支配)」テキストをあれやこれやとして単体で、出すのではなく、共通のテキスト、そして、大衆にわかり易いものとして、再三述べている様に、『ちきゅう座読本』として、インターネット拠点としての広報を交えながら、リンクし、整備していくのでなくては間に合わないのではないだろうか? それ程に、 平安地獄年間の貧困地獄は、広がっている。 無知によって人生を無駄に犠牲にされている人々で溢れているのだ。 ジョージ秋山の「アシュラ」を参照されたし。 (↑「アシュラ」クリックして下さい。飛びます。) 映画もあります。 http://www.toei-anim.co.jp/movie/2012_asura_movie/ 付録: 映画版カムイ外伝の失敗と映画版「るろうに剣心」の成功を考える(その1)
by akiratakeda2001
| 2015-12-25 23:12
| マルクス暦
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